ギョーザって、毎日お料理するでもない男の人が自称極めた系レシピを誇示するお料理ナンバーワンですよね。皮はお湯で練って二時間寝かせてから伸ばせとかバラ肉を包丁で叩けとか、毎日毎日買い物から後片付けまでを三食用意してから言ってみろっつーの。
というわけで何の変哲もない、忙しい毎日のおかずとしての我が家のギョーザです。
ほんとは英語でやってるレシピブログに載せることの方が目的なレシピなので、できるだけ単純な手順と材料で作れるレシピに書いてみました。時間あるときはもう少し手をかけたりもするんだけどさ。
材料
キャベツ又は白菜
ニラ
ネギ
豚挽き肉
塩、細引き白こしょう
おろししょうが
ギョウザの皮
ギョウザの皮はチャイナ系・コリアン系のお店で冷凍になって売っていることが多いです。いくつか買って冷凍庫にためておくと便利ですが、古くなったのを忘れて年末とかに見つけちゃったりすることもありますよね♪
たまねぎを入れると甘くなり食感がジューシーになるのですが、シュウマイよりにブレてしまうような気がして私は使いません。酒、ごま油、しょうゆなどを具に混ぜて練るレシピも多いのですが、私は下味は強め白こしょう&しょうがのみが好きです。時間があれば豚バラ肉を包丁で荒く刻んだものをよく練って使うとそりゃーおいしいんだけど、薄切り肉が手に入りにくい海外在住であることと、普段のギョーザにはそこまでやる気になれないメンタリティであることから手軽にひき肉を使っています。
たまーに時間が合ってその気になったときにはパン・ウェイさんのレシピで皮から作っちゃうこともありますが、そうなるとやっぱり水餃子だよねー。
作り方
1)キャベツは細かく刻んで少し多めの塩で揉んで、15分ほど置いておきます。シンナリさせるのが目的なのでお湯で茹でてもいいんだけど、塩もみしたほうが甘みが出るように思います。
2)ニラ、ネギを刻みます。
ニラはアメリカでは普通のスーパーとかには売っていない野菜なんだけど、やっぱりギョウザにはぜひ使いたい。
3)キャベツがシンナリしていたらざっと水で洗って塩を流し、両手でギュッと水気を絞ります。
4)刻んだネギ、ニラ、搾ったキャベツをボウルに入れてー
5)ひき肉とおろししょうが、塩少々、細引き白こしょうを少し多めに振り入れて手で練り混ぜます。
6)ギョウザの皮で具を包みます。
音楽でも聴きながらやりましょうか。
ここまで作ったら冷蔵・冷凍できます。その場合は重なっていると皮がくっつき合ってしまうので、容器の底やギョーザの間にペーパータオルが必要でしょう。
7)アツアツで食べたいので、テーブルにみんながそろってから焼き始めましょう!
使い慣れていてよく油のなじんだものなら鉄のフライパンでもいいけど、失敗ないのはやっぱりテフロンのフライパンだと思います。
フライパンを弱めの強火で温めて、軽く油をひいたらギョウザを並べます。
8)1個見てみて、いい感じの焼き色が付いていたらー・・
ギョウザの高さの1/4 から1/3くらいまでになるくらいの量のお湯を入れ、フライパンにフタをします。
ジュゥーーー!!
9) 水気がなくなるまでそのままの火加減で蒸焼きにします。フタがガラスで中の様子がわかるとやりやすいね。
10)大体水気がなくなったらフタを開けて耳をすませます。ジューーーという音が静かになってきてピチッ、ピチッ、というような音が聞こえて来るのを待つのです!
ピチピチ言ってきたらチョローリとごま油を全体に回しかけて、カリッと香ばしく焼き上げるのです!焦げる寸前くらいがベストですね!
ハイ、できあがり!キレイな焼き色が見えるように焼面を上にして皿に盛ります。
ラー油、酢、しょうゆでいただきまーす!
アツアツ、ハフハフ、これはこれでなかなか。いやなかなか悪くないわ。ビールもご飯も進んじゃいますね!
日本人のフツーの奥様方なら誰でもご存知であろう、なんのヒネリも工夫もないギョーザのレシピをあげるのもためらわれましたが、ご覧になった方が「そうねーウチも今日はギョーザにするか」と献立決定の一助にでもなれば幸いです。そしてこのレシピは英語ブログにも載せました。
「いつものギョーザ」への1件のフィードバック