これもすでに過去記事アルザス風フルーツタルトのレシピにて書いているのですが、引用・検索しやすいように独立して再掲載します。
ほんのり甘くて歯ごたえサクサク。簡単で扱いやすい生地だと思います。
タルト生地材料
小麦粉 200g
バター 100g(冷蔵庫で冷たくしておく)
卵 1個
牛乳 大さじ1-2
塩 ふたつまみ
砂糖 おおさじ2
私はいつも23×30センチくらいの大きめの角型or 直径30センチくらいの丸型で焼くときにこの分量で作りますが、直径23センチ程度の丸型ならこの半量でいいでしょう。その際、卵を1/2個のかわりに卵黄1個使っても大丈夫です。もしくは上の材料で生地を作り、半量を冷凍しておくこともできます。きっちりラップかジップロックで包んでおけば1ヶ月くらいは大丈夫です。また、半分残さずすべての生地を使い、厚手のタルト生地にして焼いてもさくさくクッキー生地が主張してそれはそれでおいしいです。厳密な計量よりも利便性を優先させてもオッケーなところがこのレシピが家庭の焼き菓子として重宝される由縁かとも思われます。
タルト生地 作り方
1) ボウルに小麦粉、砂糖、塩を入れて軽く混ぜ、その上に冷蔵庫から出したばかりの冷たいバターをナイフで適当な大きさに切ったものを入れます。
2)手を使ってバターと粉を混ぜます。バターに粉をまぶしながら崩す感じでどうぞ。すべて混ざったら、全体的にぱらぱらしっとり・・・となるはずです。スケッパーがあればはかどるんだろうけどなー。
3)コップなどに卵を割りいれ、よく溶いて2)のボウルに少しずつ注ぎいれ、都度フォークなどでよく混ぜます
卵がすべて混ざったら、全体的にぽそぽそポロポロした感じになっていると思います。
卵の大きさや砂糖の溶け具合で、案外卵だけでひとまとめになるくらいの固さになることもあります。その場合、牛乳やクリームは使うこともありません。
4)生クリームもしくは牛乳を、3)のボウルに少しずつ垂らす感じで入れ、よく混ぜます。
全体がひとまとまりになればそれでオッケです。たぶん大さじ1程度で充分だと思いますが、砂糖の溶け具合とかで前後します。これをラップできっちり包み、冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
5)タルト生地を冷蔵庫から出し、打ち粉をした台の上で、焼き型より一回り大きな大きさに麺棒で伸し、焼き型にはりつけます。あとはお好きなフィリングを入れて180-200度くらいのオーブンで焼いてください。
出来上がったタルト台にカスタードクリームを絞りいれてから生の果物を載せるフルーツタルトの場合、空っぽのタルト生地だけを焼くことになりますが、その際は10-12分くらいの焼き時間が目安です。ほんのり狐色になり、いい匂いがしてきたら焼き上がりです。焦げ目がつかないように気をつけて。
中華街でよく売っているエッグカスタードの台にも最適ですが、小型に作って焼く場合は大きさによって焼き時間を調節してください。カスタード系・アーモンド系のフィリングを入れて焼くときにも同様ですが、焼き上がりはタルト台に焼き色がつかす、フィリングに火が通ったら完了と思って判断してください。
アルザス風タルトの場合、フィリングがとても柔らかく焼きあがってもふるふるなので、フィリング表面にツヤが出て、柔らかくても固形化してるかどうかを観察してください。
また、ベイクドチーズケーキの台にするにも適しています。とくにズッシリ濃厚大人系ベイクドチーズケーの場合にはパルメザンなどの粉チーズをおおさじ2ほど、このタルト台の生地に最初に小麦粉などと合わせて混ぜて焼くとチーズ風味がますます引き立ちます。
案外いろんなタルトに使えますので気軽にお試しください。
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