さあ今日から12月、これから年末年始にかけて飲み会のおつきあいも多くなってきますね。若いときには一升でも飲めたのに最近は次の日がしんどくて・・・というあなたに二日酔いの朝ごはんに最適な胃にやさしいあったかレシピです。
これが食べたい・・・ていうかこれしか食べられないってくらいやばいときもままあります。
おかゆとか雑炊、おじやってきちんと作るのはなかなか熟練が必要ですよね。特に水加減と火加減、あと途中で混ぜるなとか言うじゃないですか。
この大根おじやはそういうのがバッチリ決まった上品で完成度の高い粥ではないので、二日酔いの起きぬけの朝にぼやーんとコーヒーでも飲みながら気軽に作ってください。
材料の使用量とかは適当です。
作り方
1) まず大根を刻みます。マッチ棒より太いくらいの千切りにしてからみじんに切ります。大根の使用量は大体見た感じ米と同じくらいかなー、くらい。増減したってまったく支障ありません、ほんとお気楽に。
おかゆの米粒となじみがよいくらいの大きさをイメージ。
2) 米を研いで米の十倍くらいの水と刻んだ大根を入れます。
だし汁があればベストですが、なければダシ昆布かダシパックみたいなのを最初に入れて、沸騰した頃に取り出すといいです。ダシの素みたいなのでもいいでしょう。
余談になりますが、便利なダシパックはいろいろ売られている中、実家から母が送ってくるこのダシパックがすごいおいしいさ。7種のコンブ(7種て)に鰹節とかサバ節とかがいろいろ入っていて、これひとつで料理ベタな初心者ガールでも鍋でも汁でもおいしくできます。
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あき竹城だよねこれ。
3)なべにフタをして、強火にかけ、沸騰してきたら弱火にしてそのまま30-40分炊きます。
鍋は土鍋がベストですが何でもいいです。できれば厚手の鍋がいいかな。
4) その間に味噌をコップなどでお湯で溶いておきます。
味噌をかたまりのままおかゆに入れてひっかきまわすよりずっと簡単。
5)お米が柔らかく炊けたようなら4)で溶いておいた味噌を流し入れ、ざっと混ぜます。味噌はあまりショッパくならないよう、お米の甘さに癒しを求めているので薄めに味付けしましょう。
さあそろそろ「朝からお粥炊くとかまどろっこしいな・・・トーストでも焼いて食べるわ」と先に食ってしまった家人が後悔しはじめるころですよ。
卵を落とすのはお約束。
フタをしてゆっくり20くらい数えたら火を止め、卵が好みの固さになるまで蒸らします。私は表面に白い幕が張ったくらいがちょうどいいなー。
それではいただきまーす!
そうそう、大根の葉っぱがあったら刻んで散らすといいですよ!七味唐辛子を振っていただきましょう。
ああ~~、酔っ払いの冬の朝にこれ以上のものがあるだろうか。思いつきません。大根と米がどちらも甘くて柔らかく、体も温まり胃にも負担がかかりません。ふうふう、あつあつ。
これは本当に気軽に、炊いてる途中で混ぜちゃったり、「あ思ったより固くなりそう」とか気づいてお湯をさしちゃったりしながら作って問題ありません。いやちゃんと作ればもっとおいしいのかも知れないけど、米から炊いている分、冷やご飯を煮立てた雑炊みたいなのよりはまだずっとおいしくできますから。しょっぱすぎると台無しなので薄味めに作りますが、風邪の回復期で味覚が鈍感だったり物足りなかったりするときには、塩コブや、甘さよりも塩気が強い佃煮なんかをチョッピリ使いながら食べるのもまたおいしいです。二日酔いに限らず、風邪のときや胃の調子が悪いときなどにもお使いください。
また、日本にお住まいでねこまたぎとか山漬けとか言われる、口が曲がるほっどしょっぱい熟成系強塩鮭が手に入る方は、味噌ではなくそのショッパイ塩鮭の焼いたものを細かくほぐして適量入れてください。それがまたすごいおいしいから。
このレシピは英語でも書きました。
Daikon Rice Porridge
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