鮭の味噌マスタードクリームソース

鮭は日本ではもちろん人気ですが、アメリカでも手に入りやすい数少ない魚のひとつだったりします。家庭でもレストランでもよく食べられるのですが、手に入りやすいぶんマンネリ化しやすくセンスオブワンダーが欠けてしまいがち。簡単にできておいしくて、いつもとちょっと違ったお料理とかあるといいですよねー。

定番の壁を打ち破れ！簡単でおいしい、味噌と粒マスタードのクリームソースだよーー！

材料（2人分）
鮭切り身　ふた切れ
バター　大さじ1/2
牛乳　150cc
味噌　おおさじ１
粒マスタード　小さじ1-2
砂糖　小さじ1/2
しょうゆ　小さじ1/2－１
塩こしょう
くるみ　適量（なくても可）

片栗粉　大さじ1/2
水　おおさじ１

「シャケというとドテラはいつもクリームソースのパスタとかフライとか食べたがるからバターとか油とか多く使うことになっちゃうんだよなー。味噌漬けにして焼いてやると喜ぶけど最近食べたばっかりだし、なんかクリームっぽいけどバターをたくさん使わないで、なおかつ味がそっけないことにならないとかいううまい話はないかしら。。。やっぱ味噌かクリームかなー・・・・・・・アラ？味噌のクリーム？」みたいな感じに買い物中にひらめきました。

作り方
作り方はもうほんと簡単！

1）フライパンを熱してバターを溶かし、軽く塩こしょうした鮭の切り身を焼きます。

2）鮭をひっくり返して両面を焼きます。

3）9割がた火が通ったあたりで牛乳、味噌、砂糖をフライパンに入れちゃいます。

火を弱めて、味噌を溶かしつつソース部分をよく混ぜます。このとき鮭は崩さないようにあんまり触らないようにしたほうがよいでしょう。また、沸騰させてしまうと牛乳が分離してしまうことがあるので火は弱火で。

4）味噌がよくとけたら味見をしてしょうゆをチラリ。使用する味噌によってショッパさ加減や味がけっこう違うので味見重要です。

5）片栗粉を水で溶いて、混ぜながら少しずつ加えてとろみをつけます。片栗粉（じゃがいも澱粉）が手に入りにくい在外さんはコーンスターチでもまったく無問題です。

6）最後に粒マスタードを加えてーーー

粒マスタードなら何でもいいけど、私は家に合ったマイユのデイジョン粒マスタードを使いました。日本でも売っているみたいです。マイユ 種入りマスタード。

よく混ぜたらできあがり！

マスタードは酢が入っているので牛乳に加えて火にかけると分離しやすいです。火加減は弱めで沸騰させないようにしておけばまず大丈夫だけど、先にソースに片栗粉やコーンスターチでとろみをつけておくと分離しにくくなるみたいです。

お皿に盛って、お好みでザックリと荒く刻んだくるみをかけたりすると歯ごたえとコクが加えられていい感じです！

この日のメニューは玄米と焼きブロッコリ。アメリカだから全部一皿にのせてしまえ。
ウチでは玄米と野菜を一緒に食べましたが、牛乳を多めに使ってソースをゆるくし、パスタで食べてもおいしいと思います。

いかにもすぎず、さりげなく日本っぽさを演出できつつ、アメリカの田舎者とか保守系年寄りでもフツーに大丈夫な、どちらかと言えば洋食の範疇にある一品だと思います。アメリカ人と結婚したはいいけど、義両親と一緒に夕飯とか何を食わせればいいのやら・・・みたいな奥様の一助となれば幸いです。もちろんご飯に合う味なので、日本のご家庭でもいつもと少し違った一品としてお試しください。

I have this recipe in English, too!
Salmon with Miso Dijon Mustard Sauce

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