クリームド・スピナッチ

年中手に入るほうれんそうですが、実は冬が旬の野菜です。アメリカっぽい料理でたくさん食べてください。
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ゆでたほうれんそうをホワイトソースで和えちゃうよ!

アメリカでもほうれんそうは食べます。バターソテー、キッシュ、パイ、インド風のカレーなどのレシピがありますが、やはり一番人気はクリームド・スピナッチ(creamed spinach)です。付け合せとしてステーキハウスにはまず必ずメニューに載っています。

「クリーム、バター・・・アメリカ人は野菜食べるにしてもこれだから」という声がよく聞かれますが、材料よく見て。ほうれんそう二束たっぷり食べるのに、ホワイトソースの材料を合わせても使用バターはおおさじ1.5です。バター炒めするのと大差ないんじゃないですか?牛乳使うからカルシウムも更に強化。そしてできあがりのおいしさは、ほうれんそう嫌いの子供でもペロリといけるレベルだと思います。

材料
ほうれんそう 2束
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1カケ
バター おおさじ1/2
ホワイトソース 200ccくらい
ナツメグ 少々
オーブン焼きするならパン粉 おおさじ3-4くらい
塩、こしょう

ホワイトソース
小麦粉 おおさじ1
バター おおさじ1
牛乳 250cc前後
・・・・の材料でホワイトソースを作ってください。売っている缶などのものでももちろんかまいません。手づくりする場合は過去記事:ダマにならないホワイトソースをご覧ください。

アメリカだと生も売ってるけど、ほうれんそうは冷凍ものが多いです。
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なんとなく生の野菜の方が冷凍よりも良いような気がしていましたが、この機会に調べてみると栄養価は生と冷凍では変わらない、時には冷凍野菜の方が栄養を多く残しているというリサーチがたくさん見つかりました。FDA (US Food and Drug Administration)もそのように公式に発表しています。
ほほう。便利なものも使ってみるものですね。

Myth or Fact: Fresh Produce is More Nutritious Than Frozen Produce

5 Reasons to Buy Frozen Fruits and Veggies

冷凍野菜vs.新鮮野菜―どちらの栄養価が高い?「冷凍の方が栄養価が高いことも」

包装に書いてる通りに解凍して、ギュッと水気を絞るとこのくらいの量。
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日本でならだいたいのところ二束分くらい?私けっこう握力あるけど。
生のものを使う場合は、おひたしを作るときの要領でゆでて絞ってください。

作り方
1) ゆでたほうれんそうの水気をよく絞り、細かく刻みます。玉ねぎ、にんにくもそれぞれ細かいみじん切りにします。

2) フライパンを中火にしてバターを熱し、にんにくと玉ねぎを炒めます。たまねぎが透き通ってきたらほうれんそうを加えてさらに炒めます。

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絞ったほうれんそうをホワイトソースに直行させちゃうレシピも多くありますが、やはり軽く炒めたほうが余分な水気も飛ぶし、玉ねぎやにんにくの味と香りも付くのでひと手間かけてほしい。ガツンとおいしくなります。

ほうれんそうといえばポパイのアレですが、もともとは野菜を食べない子供を啓発する目的だったとか言いますよね。アメリカではほうれんそうが子供の嫌いな野菜の代表格だったのかな。このアニメが日本で作られていたら、ポパイはピーマン丸かじりとかさせられたんでしょうか。

3) そこにホワイトソースを加えてよく混ぜます。
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ああ・・・・ホワイトソースはいい・・・・いつ見てもいいわぁ。。。。。バターと小麦粉と牛乳がなんでこんなにおいしくなるのかしら。なんかもう魔術を感じるレベル。そしてつやつやトロリなビジュアルも、いかにもまろやか上品で美しい。たまらん。
手間ならホワイトソースは買うのももちろんアリですけど、私は作るのが楽しみすぎて買うとかないです。レシピは過去記事:ダマにならないホワイトソースをご覧ください。

全体が均一に混ざったらナツメグをほんの少々加えて混ぜ、味見をして塩こしょうで味を整えます。レシピによってはここでおろしたパルメザンチーズなどを混ぜることもあります。好みでどうぞ。
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で、これでもう完成なのですが、ひと手間かけるアレンジとしてオーブン焼きをお見せしますね。

焦げ付き防止に薄くバターを塗った耐熱皿に、クリームほうれんそうを入れて、厚めにパン粉を振り掛けます。
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表面が見えなくなるくらい、たっぷりかけちゃいます。
これもレシピによっては更にチーズやバターをのせたりします。ビール主体のバーのメニューとかにありがちですね。あつあつ&とろとろでマカロニチーズと並ぶ、ビールをグイグイ進ませおる女郎蜘蛛的サイドメニュー、枝豆とか湯豆腐とかで酒を飲んでるのとは別次元なレベル。

170度(華氏350度)くらいに温めたオーブンで、表面にきれいな焼き色がついてクリームがふつふついってくるくらいまで焼きます。20分くらいかな。

スプーンでザックリと取り分けていただきましょう。
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おーいしーい!カリッとくる食感がまたおもしろい。ほうれんそう二束、二人でペロリと食べちゃいました。
でもオーブンで焼くのはアレンジの一種なので、クリームと混ぜたところで食べちゃうのはもちろんアリです。
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日本でならハンバーグとか豚肉を簡単にソテーしたものとかの付け合わせにすると、ご飯にも合う献立になると思います。歯にギシギシする感じが完全に相殺されているし、繰り返しになりますが油脂とかカロリーとかもそれほどでないし、なによりおいしくほうれんそうをモリモリと食べれちゃうレシピなのでおすすめです。

キッチンその2
この秋からキッチンを手づくりしてた様子を、前回から続けてお見せしています。

変なドアのあった壁を取り払って、そこをキッチンにすることにしたのですが、ではもともとはどこがキッチンだったのかというと、その上の階だったりしました。

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せっまい。せますぎる。しかもなにこの独立独歩な感じ。しかもこれが階段上がった突き当たりです。何を考えてこんなつくりにしたんだか、前に住んでた人に聞いてみたい。。。というかなんとなくわかるけど(NYの住宅事情の闇)。

さて、階下で例の壁を取り払った様子です。
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床ベリベリーー
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床からなにから新しくしないといけないレベルの家。
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新しく床が入ったときには家の中が生き返ったような気がしました。
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特に前のアパートは朝に陽が入らなくて、電気をつけて朝飯だったりしたのでこの明るさがうれしい。
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このころの様子を過去記事に書いていますね。わびしさ最高潮だったあのころ。

実は住んでるアパートを引き払わなきゃいけない日までに床の貼り付けが終わるかどうか超絶にビミョーで、最悪の場合は引越し荷物を貸し倉庫に預けて数日はホテル住まいか?というギリギリな日程でした。しかも引越し予定の三日後にドテラがドイツ出張とかいうスケジュールで、それまでに持ってく資料作ったりシャツにアイロンかけたりコートから取れたボタンをつけたり(普段だらしないからこんな時にこれだ)、ドイツに行くんだからドテラ家族にお土産も持たせなくてはならないとかでクッソ忙しくててんてこ舞いでした。床の業者さんが事情を聞いて通常より一日の作業を長くしてくれたりしたので、なんとか間に合いました。とてもいい業者さんでした。

まだまだ続きます。

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クリームド・スピナッチ」への5件のフィードバック

  1. オレオレ

    あっらー、本当にバター少ない・・・自分で作るとこりゃ美味しそうですね。想像されるバターと生クリームのカロリーが怖くてレストランじゃ頼んだことなかったですが。しかし、生のほうれん草から作ると、やっぱり茹でてそのまましょうゆと鰹節で食べてしまいそうな気がする・・・冷凍買ってこよっと!
    台所楽しそうです。ところで、床やら台所やる前にペイントしちゃったんでしょうか?

    • オレオレさーん!
      そうそう、ペイントは汚したり垂らしたりしてもいいように最初にやっちゃいました。楽しかった!

  2. ぶたりんご

    こんばんは

    こちらのレシピをみてからクリームド・スピナッチという名前の響きになぜか惹かれて、今夜も作ってしまいました(二度目)
    年老いた母との二人暮らしなのに、20×20くらいのグラタン皿に作って、もりもり食べた食べた、、。

    今夜は、思いたった時間が遅かったので、クレームド・スピナッチと小振りのトマト丸ごとお皿に盛って夕飯終了です。

    でも、お腹いっぱいになりました。
    ごちそうさまです。

    タンシチューもいいですね!
    なかなか手に入らないのですが、いつか作ってみたいです。
    うちではいつも牛スジでシチューを作ります。
    冷めると鍋のなかでガッチガチに固まるのゼラチンがたまりません。

    • コメント&何度もレシピお試しありがとうございます。
      このレシピだとほうれんそうがたくさん食べられますよね。
      牛スジのシチュー、いつかガップリ取り組んでみたいわぁ・・・・(ポワーン)

  3. こんにちは!いつも素敵なレシピたのしく読んでます(^O^)

    こちらと「きのこのクリームパスタ」をあわせて読んでいて、ふと気になったことがあるのでコメントしています。
    こちらのレシピも「きのこの…」のように、ほうれん草を炒めたところでそのままホワイトソースを一緒に作ることはできないでしょうか?
    ホワイトソースを切らしているときに時間短縮できていいなぁと思ったのですが…

    近いうちに自分で試してみようと思うのですが、もし何かご存知でしたら教えていただけると嬉しいです!

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