もう春らしい日差しも感じられ始め、サバのおいしい季節もそろそろ終わります。安定の定番おかず、サバの味噌煮のレシピです。いつもパスタとかパンとかで簡単に夕飯を食べることになれてしまった在外さんもこのときばかりはご飯を炊こう。
ずいぶん以前に掲載したことがあるのですが、英語で書いているブログのほうに新たに載せるのを主目的に、きれいに写真を取り直し材料の分量もはっきりさせて書き直しました。
サバおろしてみる?
わかる!わかりますよ魚一尾に向かい合うハードルの高さ!
オレを料理してみろ!て感じですよね。
しかし挑戦することのみが成長への道、失敗を恐れてはいけない。否、失敗などないのです。失敗というのは・・・・・・・いいか よく聞けッ!真の『失敗』とはッ!開拓の心を忘れ!困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちの事をいうのだッ!
というわけでやってみましょう。このブログはお料理を愛する方だけでなくジョジョラーさんたちも想定しています。実は。
まずは頭を切り落とします。サバくらいなら出刃包丁でなく普通の三得で大丈夫。
次にお腹を切り開きます。
そして中から内臓を包丁でかき出します。元気なサバならころっと全部ひとかたまりで出てきます。活きが下がってるとなんか水っぽかったりします。
全部出たよー。
書き出した内臓の写真もありますがあんまりグロ写真を載せるのもアレなので自重します。ご希望の方はメールください(← 需要ねーよ)。
中骨に包丁の刃をあてて、骨を感じつつ上身を切り離します。これで二枚おろし。これにちょっと塩を振って冷蔵庫に半日くらい入れたのを焼くと焼き塩鯖にちょうどいいですね。
骨のついているほうの身を骨を下にしてまな板に乗せ、骨から身を切り離します。これで三枚おろしです。
ボウルにたっぷり冷水を張り、少し塩を入れて身を洗います。特に内臓が入っていたところには膜がついているのできれいに落とします。
背びれ、腹びれ、シッポなどを切り落とします。
食べるのが魚になれた人ならいいのですが、骨があるのがいやならここで身の真ん中を走っている骨を骨抜きで抜いてあげると親切ですね。腹骨もすいて取り除きましょう。身割れするけどしょうがない、これで骨のない食べやすい魚になりました!
材料
サバ 二尾 (正味1キロ弱)
味噌 60g
砂糖 おおさじ3 (45g)
酒 100cc (40 oz)
水 100cc
しょうゆ おおさじ1
ショウガの薄切り 数枚
鷹の爪 一本(なくてもよし)
サバの皮目に浅く切れ目を入れておきます。皮が縮んで身が反ってしまうことを防ぎます。
作り方
あとは簡単。
1) 平たい鍋に水、酒、しょうが、唐辛子、砂糖を入れて強火にかけます。
2) 沸騰してきたらしょうゆを入れます。
3) ぐらぐら沸いているところに皮を上にしてサバを一切れずつ入れます。
再度沸騰したら次の一切れを入れます。魚は煮汁が沸いているところに入れて速攻で表面が煮え固まると、煮汁が逃げずおいしくできると言う理屈です。これを繰り返してすべての魚を入れます。
4) 落し蓋をし、中火で10分ほど煮ます。煮る時間は魚の大きさや厚さで加減してください。
5) 魚に火が通った頃、煮汁をお玉にひとつ分くらい器に取り、味噌を溶かします。
鍋に直接味噌をぶち込んで引っ掻き回して溶かそうとして身を崩しちゃうと残念なことに。
6) 溶かした味噌を入れたら弱火にし、さらに5分ほど煮たらできあがり。煮魚は煮込むと硬くなるし味も抜けるのでさらっと煮ましょう。
それでは針ショウガでも添えていただきましょう!
やっぱり白いご飯と味噌汁だよね。しかし私って食卓の写真撮るのがヘタで悲しい。
甘口に煮た脂ののったサバ・・・・ああご飯民族の原点よ!なんという満足感。もう多くの言葉は不要でしょう。サバの季節が終わらないうちにもう一度食卓に乗せてください。
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サバ味噌!ああサバ味噌!!食べたくなってしまいました。週末作ろう・・・
Yuさん魚おろすのとても上手ですね。切り口の美しいこと!
サバおろすのはそんな上手でもないです。ほんとに上手な人はこんなに身割れさせないでできるんだろうなー。
サバはどこで買われましたか?
アストリアの30th Ave.にある魚屋です。まだサバ売ってましたよー!
http://www.oceanfishin.com/
ありがとうございます😊行ってみたいと思います。I enjoy reading your blog, with beautiful pictures!