暑くて麺ばかりすすりたい日々が続きますが、そうめんとか冷やしうどんとかじゃ炭水化物オンリー・・・ますますバテますね。トマトをタップリ使った、にんにくとオリーブオイルの香りが食欲をそそる冷たいパスタをどうぞ。
できあがり写真がおいしそうに見えないとのお声を多数いただいているので、パスタを立体的に盛ってみました。どうでしょうか。
材料 (2-3人分)
トマト 正味500g程度
にんにく 1かけ(おろす)
オリーブオイル おおさじ3程度
細めのロングパスタ 200-300g
砂糖 小さじ1/4
塩、こしょう
バジル
ケイパー(なくても可) 小さじ2程度
イタリアでは伝統的にパスタを冷たくして食べることはなくて、この手の冷やパスタは日本発祥らしいですね。最近のモダンイタリアンでは取り入れつつあるそうです。
冷たいパスタの出来不出来は水っぽくなるかならないかにかかっていると思います。トマトからもゆでたパスタからも充分水分を切り、安定しておいしくできるように工夫したレシピです。
作り方
1)トマトを細かく刻みます。皮が気になるなら湯むきしてください。
私は気にしません。というかこのクソ暑いのにお湯沸かすとかイヤン。
2) ボウルに刻んだトマト、塩小さじ1弱、砂糖小さじ1/4、こしょう少々を入れてよく混ぜます。
3) 2)のトマトをザルに上げ、ボウルや皿などを下にあてて染み出る水分を受けるようにして冷蔵庫に2時間ほど入れておきます。
軽く塩をしてザルに上げておくことでトマトから余分な水が抜けて、味が濃くおいしくいただけるようになります。二時間と言わず前の日にやっちゃってもかまいません。
4) ボウルにオリーブオイルとおろしにんにくを入れます。手元にあれば、ケイパーを少々、細かく刻んで混ぜると味に深みが出てさらにおいしくなっちゃいます。
5) バジルの葉をみじん切りにし、4)のボウルに入れてよく混ぜます。
バジルの使用量はお好みで。私はタップリ使うのが好きなので、みじん切りした状態で大さじ3-4くらいにはなっていると思います。
6)パスタをゆでます。エンジェルヘア、カッペリーニなど細めのロングパスタがいいでしょう。アルデンテのゆで時間より1分ほど長くゆでます。茹で上がったらすぐに冷水で冷やすので、柔らかめにゆでておかないとほんとに芯が残っちゃいます。
7)2-3時間もザルに上げておくと、トマトからはけっこうな量の水が出ていると思います。この水は捨てます。
8) 5)のボウルに7)の水切りしたトマトを入れてよく混ぜます。
9) パスタが茹で上がったらすぐにザルに上げ、速攻冷水で冷やします。
そうめんの要領で。
10)触ってもじんわりと熱を感じないくらいによく冷えたら、ザルにあげてよく水を切ります。
よく振ったくらいでは水切りは充分出来ないので、ここでキッチンペーパーで軽くもむようにしてさらに水分を取ります。
キッチンペーパーも一枚使えば充分かと。
11) このパスタを8)のボウルに入れ、味見をし、必要なら塩こしょう、オリーブオイルで味を整えます。ザックリと和えて出来上がり!
お皿に盛って速攻いただきましょう!
やっぱりこんな暑い日には冷たい麺類がおいしい・・・トマトのうまみ充分でかつサッパリした食べ応えがうれしい!バジルとにんにくの香りが食欲をそそり、チョッピリ使ったケイパーが「なにこれ?ただのトマトだけではないこのおいしさ・・・」と言う軽い技あり感も演出してくれます。よく熟れたおいしいトマトでぜひお試しください。私のお気に入りヘビロテレシピです。
冷たいパスタのレシピって日本外ではめずらしいので、このレシピは英語でも書いちゃいました。
Cold Pasta with Fresh Tomato Basil Sauce
このレシピいいな!と思ったらクリックしてね。
料理 ブログランキングへ
私も、突然バジル食べたいって時に、よく作ります。そしてバジルが余ってしまうので、そのままバジルソースにして冷凍。少し味は落ちてしまうけれど、便利なソースになります。
気分によってパスタにレモンをたらしても美味♡
簡単なのに、小技で超美味しそう!ぜひ作りたいです。