缶ミルクで作るねっとり系プリン

プリンのレシピなんて海山あるので今更とは思うのですが、安定しておいしくできるレシピではあるので一応ご紹介・・・くらいのぬるい温度でお届けします。


缶のエバミルクとコンデンスミルクで作ります。火加減適当でも大丈夫。

固め?なめらか系?
プリンのレシピってはっきりしたこだわりをもって探されることが多いようですね。固めプリンが食べられる純喫茶店マップとか、濃厚とろりんなめらか系プリンのお取り寄せ人気ランキングとか私もついよく見てしまいます。

今回ご紹介するのは、なんの変哲もひねりもないけどコツとかも要らないし、コッテリしていないのになぜか濃厚なのは生クリームや卵黄由来ではなくエバミルクとコンデンスミルクの力だから・・そういう気負わない気取らない感じのプリンです。オーブンではなく蒸し器で作ります。

材料:4-5個分
加糖コンデンスミルク 200g(14 oz 缶半分)
無糖エバミルク 350ml (12 fl oz 缶ひとつ)
卵 3個
バニラエッセンス、エクストラクトなど 適量

エバミルクとコンデンスミルク
日本ではあまり一般的な食材ではないのですが、どちらもラテン諸国のレシピに多用されているそうです。極甘しっとり系ケーキのトレス・レチェ・ケーキにも両方使わていますね。アメリカでもスーパーで簡単に手に入る食材で、キーライムパイにもコンデンスミルクが必要です。

エバミルクは全乳を加熱してその水分を60%程度飛ばして缶に詰めたもので、もともとは冷蔵技術が普及する以前に室温での保存性を望んで発明されたんだそうです。コンデンスミルクはそれに加糖したものですが、これも缶に密封したあとでの殺菌を不要とする目的だったそうです。英語のウィキ見ると、悪い牛乳を飲んで死ぬ子供を見て発明が努力されたこととか、南北戦争時に需要が拡大したこととか熱い歴史がうかがえます。

上記の通り、エバミルクは濃縮乳なのでシチューやグラタンを作るときに実はとても優秀です。私はクリーミーに仕上げたいこうした料理、牛乳じゃちょっと薄いしクリーム入れたんじゃ脂っこいなーという時にエバミルクをよく使います。一応買い物できるようリンクを張っておきます。

日本で売ってる製品ってひと缶411gなんですね。アメリカではひと缶350ml (12 fl oz)となっていて重量がはっきりしないのですが、かまうことないでしょう。もしこのプリンのレシピにお使いになる際には細かいことは気にせずひと缶使って問題ないです。

こちらはコンデンスミルクのリンクです。チューブで使いやすそう。

作り方

カラメルソースはあってもなくても構いません。そりゃーあればあった方がおいしいけど、面倒だったら要らないくらいの話。
もし作るのでしたら砂糖おおさじ3、水大さじ3にカラメル止めの水おおさじ1で作ってください。作り方はこちらをどうぞ。

1)今回は写真も撮るのでカラメルソースも作りました。

軽くバター(分量外)を塗った器にカラメルソースを等分に入れます。私の持っている蒸し器ではカップや茶碗が4つしか入らないので4個のプリンを作りますが、大きめプリンではあります。

2)カラメルソースを作った鍋に残って取り切れないソースがもったいないので、私はこれをボウルの代わりに使いますよ。


エバミルクにコンデンスミルクを加えます。


ちょうどコンデンスミルク缶を半分と、エバミルクひと缶で作るレシピにしています。なのでコンデンスミルクは半量を別の容器にとっておいて近日中にまたプリン作るんだ。痩せられるわけねぇっていう生活ですね。

3)大きめのボウルに卵を割り入れ、バニラを適量入れて割りほぐします。


あまり泡だて器でぐるぐる混ぜると空気が入ってしまうので気をつけて。

4)溶いた卵にエバミルクとコンデンスミルクを加えて混ぜます。


もしなめらかさを重視するなら一度ザルで濾しましょう。カラザとか入ってても気にしないなら無用の作業です。

5)カラメルソースを入れた容器に、卵液を等分に入れましょう。

6)蒸し器を強火にかけてカンカンに湯気を立たせます。

7)蒸し時間は蒸し器の大きさ、プリンの容器の大きさや材質にもよると思います。私は厚手のガラス瓶(ジャムの瓶)もしくは陶器の茶碗蒸し用茶碗を使うのですが、どちらもアルミのプリン型なんかよりは蒸し時間が長くかかっていると思います。

厚手の容器に使い、大きめの蒸し器だけどぎゅうぎゅうな感じで入れちゃいました、くらいの時には最初は強火で2分、その後強めの弱火に落として16分でいい感じに蒸しあがります。

そうして蒸しあがったのがこちら。

ネットリなめらか系なのが伝わるでしょうか。これはカラザもとらず、カラメルソースも使っていない自分のオヤツのために適当に作ったプリンですがこんなものでも幸せにはなれますとも。

8)だけど安心して!このレシピだと火加減とか適当でも生でなければおいしくできるから。

みんなお待たせ!失敗してみたよ

こういう二層式の蒸し器の場合は上の層をあらかじめ蒸し器に載せておいて、プリンを入れるときには上の層にもすでに熱い蒸気が回っているようにしておくのが基本ですよね?
でも私、今回はこちらの写真を撮るためにうっかり上の層を後からのせてしまい、「蒸気が上がっている蒸し器で最初は強火」の鉄則を破いてしまいました。いつまでたっても固まらず大変不安な思いをして、やっと途中で理由に気が付いてあわてて強火にしたりしてワヤな火加減で作ったのが今回のレシピのメイン写真に使ったアレです。


コレです。最初強火で2分、強めの弱火にして25分くらいたっても固まらなくて、強火にして蒸気を上げて蒸しあげました。でもちょっとよく見て!表面スが入ったように見えるでしょ?


でもスプーン入れてみると、中はスも穴も開いてないのわかりますか?手前にピントあっちゃってるわかりにくい写真でゴメン。で、食べてみるとちっともぼそぼそしてなくてなめらかで問題なしだったんですよ。いやほんと。

そもそもは水と卵の凝固点に差があって、高温だと水分が蒸発してそれが気泡になってスになっちゃうから卵の凝固温度あたりを保って加熱しようね・・・という話らしいのです。ここからは私の素人考えなのですが、エバミルクもコンデンスミルクも牛乳から水分を多く除いたものなので、蒸発して気泡になったりしにくいとかいうことがあるのかなあ・・・?とにかく強火でガンガン蒸してもぼそぼそしたり分離したりはしないってことは確認しましたよ!てことで。

9)蒸しあがったらさわれるくらいに冷めるまで室温において、その後冷蔵庫に入れましょう。しっかり冷たくなったらたべごろ!

うまいまずいは個人の好みの話なんですが、私はこれがもう大好き。牛乳で作るのよりモッタリなめらかになって、スプーンに残るような油脂の強さを感じさせないのに濃厚。火加減は、基本「蒸気を上げた蒸し器ではじめは強火、強めの弱火程度に火加減を落として、箸を刺して卵液がにじんでこなくなるまで蒸す」を念頭にして、お持ちの容器や蒸し器での蒸し時間を模索してください。くどいようですが、蒸しすぎちゃってもぼそぼそしないんで緊張感なく作っても大丈夫。

ぜひおすすめ!というほどでもなく、気が向いたら作ってみてねくらいのレシピでした~。


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