はいみんなどいてどいて!土曜のディナーのデザートにこれを食べる予定だったのでその前三日間ははスライスした玉ねぎだの蒸した鶏むね肉だのゆでキャベツだのを食って過ごした私が通りますよ!
チョコレートケーキにアイスクリームを添え、カラメルシロップをベースに作ったこのソースをかけて食べてしまいました。
ソースが必要なベイビー
アストリアにあるイタリアンレストランでいただいたケーキがとてもおいしくて、調べてみたらそのレシピが公開されていたのでアレンジしてチョコケーキにしちゃいました!とかいう記事をかつて公開したことがあります。
ベイビー・ジーザス・ケーキ
デーツ(乾燥なつめやし)をたっぷり生地に使う、とてもユニークでおいしいケーキなのですがこいつがまたソースかけて食べると別人になるタイプ。なので私はこのケーキを焼くときには必ずソースを作るのですが、今回は時間があったのできちんとカラメルソースから作ってみました。
上記のケーキの記事には、ほぼ混ぜるだけで作れる簡易ソースのレシピが載っていますのでそちらもどうぞ。
材料
砂糖 大さじ3
水 大さじ3
カラメル止め用の水 大さじ1
バター 大さじ1/2
生クリーム 大さじ5
塩 ふたつまみ
ウイスキー 大さじ2
作り方
1)まずはカラメルソース作るよ!
基本的には同量の水と砂糖を火にかけるだけのものですが、煮詰め加減で飴になったり苦くなったりするやっかいな子です。もう・・・・かわいいんだから!
強めの中火にかけます。混ぜたり触ったりせず、砂糖が溶けてゆくさま、煮たつ動的な姿、気を持たせながら徐々に色を変えてゆくうつろい、そして突然にやってくるカラメルの魔法のような香ばしい匂いを堪能しましょう。
色づいてきた・・・砂糖ってほんと変化が魔法みたいですよね。甘さも甘さだけど、色彩とかツヤとかの視覚的な変化も魅惑的だし、なんでこんないい匂いさせられるんだろう。人たらしのためにできた危険な物質・・・もう降参した方が楽になるよ。
よし今だ!
このくらいの色になったところで火からおろし、これ以上のカラメル化を止めるために水を加えます。激しく沸騰しはぜるので気をつけて!
無事鎮火しました。
この時点でカラメルソースとしては完成です。
2)しかし今日はケーキ用のソースにするので、再度火にかけます。
バター入れるよ!
3)バターが溶けたら生クリームも混ぜ入れます。クリームを加えてからは沸騰させないように気をつけてください。
いやもう溺れたいわこの中で。なんでカラメルの香りの入浴剤て売ってないのかな。私が入浴剤メーカーの商品開発に勤めてたらカラメルソース、酒粕の甘酒、ラム酒入りエッグノッグの三種は絶対に提案する。夏用には紫蘇ジュースとかどうかな。きれいな赤紫でさわやかな香りのお風呂に入ってみたい。
4)無駄口をたたいてしまいましたが、最後にウイスキーを加えて混ぜ、火を止めます。レシピのタイトルにはバーボンと書いてしまいましたが別にライウイスキーでもいいし、むしろラム酒でもいいんじゃないかしら。
後は塩を加えて完成です。塩加減はもうお好みで味見しながら決めてください。私は塩味がガツンと来るくらいが好きですが、甘さが引き立つ程度のほんのりした塩気というのもまたいいものです。
15)清潔な瓶などに入れ、冷蔵庫で保存してください。
生クリームが多く入っているのできれいなスプーンで扱うようにして早めにお使いください。脂肪部分が上に浮かんでくることがありますが、その場合は使用する前に軽く混ぜて使ってください。
なんてものを作ってくれたんや・・・夢のようなおいしさ。いや自分で言うのもアレだけどほんと。自分でも夢だったんじゃないかと思って今冷蔵庫に残ってるソース舐めてきたけど現実でした。ウイスキーの風味が十分で個人的にすごく好きな感じなんです。バニラアイスと生クリームとこのソースをベースに、ウイスキーに一晩浸したアメリカンチェリーをいくつかのっけてパフェ作りたい。グラスの底にはベイビージーザスの小さく角にしたのを入れておいたら冷えた舌にドンピシャのご褒美・・・
このように今回は妄想多めな感じに筆を滑らせてしまいましたが、それもこれもこのソースで私が舞ってしまっているからです。ケーキやアイスにソースがあればいいな、という場面がありましたらぜひお試しください。
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