夏のうまいもの・・・・スイカ。桃。枝豆。ウニ。夏イカ。こうして挙げてみると忘れられがちなこの食材ですが、私は大好物です。
フレッシュなとうもろこしでスパイシーなチャウダーを作りますよー!
メキシカンなお料理
先日からブラジル風のシチューやタイ風のミートボールなど異国情緒あふれそうなレシピが続いています。意識してなかったけど、こうして考えると夏はやっぱり暑い国のお料理を食べたくなるってことでしょうか。そしてこれも南米メキシコ料理インスパイアなスープです。
コーンを使ったスープのレシピはたくさんあるし、中には冷たくしたビシソワージュもありますよね。しかし私はこのスープが好き・・・・もう良いとか悪いとか理屈じゃなくて好き。実はドテラはこのスープをあまり好きじゃなく歓迎しないのですが、私が責任持って一鍋たいらげてしまうくらい好き・・・だから心をこめて歌います、それでは聞いてくださいこの歌、百万本のコーン。
材料
とうもろこし 3本 (缶なら430g程度のもの一缶、200g缶ならふたつ)
玉ねぎ 1/2個
赤ピーマン 1個
青唐辛子(辛いもの)、もしくはチリペッパー、鷹の爪など 好みの量
にんにく ふたかけ
ベーコン 2枚
牛乳またはクリーム 150cc
チキン、コンソメなどのスープ 500cc
作り方
1) まずはとうもろこしの用意をします。
生のものを使う場合、包丁で実をそぎ落とします。ゆでたり蒸したりしてあるとうもろこしも、同様に粒を芯からそぎ落としてください。缶詰なら水気を切っておいてください。
今回買ったとうもろこしはほんとにおいしかった。こうして包丁を入れるとピシッと水気がほとばしるくらいのみずみずしさで、味見すると生でも甘いくらいでした。こんなふうに難の付けようのない素材を料理するときのこの手ごたえ、この嬉しさ楽しさ充足感・・・・お料理を愛する人しかわかるまい。
2) 玉ねぎ、赤ピーマンは粗いみじん切りに、にんにくは細かいみじん切り、ベーコンは細切りにします。
3) 青唐辛子も粗みじんに刻みます。
私は丸っこい姿がかわいい生ハラペーニョが近所のスーパーで売っているので使いますが、日本では楽天で検索したところ生の青唐辛子の商品数はとても少なく、手に入れにくいようです。しかしそもそもなぜ青とか言っているかというとスープの見た目を赤くしたくなかったとかいうビジュアル的な問題にすぎないので、あまり考えずにチリペッパーや鷹の爪を使ってください。
生の唐辛子が手に入る人は、扱うときに気をつけて。慣れないならゴム手袋などしたほうが良いでしょう。ハラペーニョをさわった手で目とか鼻とか触っちゃったら痛くて涙止まらなくなるよ。しかも持続時間がすごいんだ。
いずれにしてもお好みで使用量を加減してください。
4) 鍋にベーコンを入れ、弱めの中火にかけて炒めます。油が出てきたらにんにく、玉ねぎを加えます。
5) 玉ねぎが透き通ってきたらとうもろこしを入れましょう。
生のものを使う場合、ここで火が通るまで炒めてください。缶詰や加熱調理済みのものなら、全体が温まったらそれでいいです。
6) 続いて赤ピーマンととうがらしを加えます。
7) しんなりしてきたらスープを加えます。
もし固形のスープの素などを使うなら、ここで水でなく牛乳を入れるのもアリです。
8) 全体が温まったらクリームまたは牛乳を加え、軽く混ぜて味見をし、塩こしょう、チリペッパーなどで味を整えます。私はさきほど牛乳でなくスープをつかったので、ここではどうしても生クリームを使用したい。高脂肪ドンと来い。
ここで全体にとろみをつけたいなら、小麦おおさじ1-2杯を同量の水に溶かしたものを鍋に回し入れ、よく混ぜてください。
水溶き片栗粉と同じ使い方をできるけど、とろみがついてもネットリしない感じなのでスープやシチューには小麦粉を使うほうが私は好きです。
さていただきまーす!
とうもろこしの自然な甘さ、ミルクのふくよかさ、ベーコンのコクとスパイシーなパンチ・・・・例えるならば優しさを内包したとんがってる系女子。やばいカッコいい惚れる。これはほんとに大好きなコーンスープです。超おすすめします。ちょっといつもの違ったとうもろこしの一品として、またコーンポタージュに飽きてしまったときにぜひお試しください。
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