きゅうりとワカメというと三杯酢で酢の物にするのが定番ですが、海外だとそのさわやかさや滋味を理解してもらえるのは稀有・・・・外国の方にちょっぴり日本風の一品をおすすめしたいとき用に考えたレシピですが、わりと日本人一般にも好評でした。
わかめときゅうりをマヨネーズとわさびで和えました。火も使わない簡単レシピで突き出しオッケーイ!
日本においでの方にはなんにも目新しいところのない料理ですが、どちらかというと英語で書いてるほうのブログを意識して書きました。ドテラのお気に入りです。
材料
きゅうり 日本なら1本、アメリカならペルシアンキューカンバーを二本
わさび こさじ1/4-1/2
マヨネーズ おおさじ1-2
乾燥わかめ おおさじ2 (5g)
しょうゆ こさじ1
塩
アメリカのきゅうりについて
アメリカのきゅうりは日本のものより大型で種も多く、レシピによってはゴーヤみたいに縦にふたつに切ってからスプーンで種をかき出して使うことも多いです。皮も厚いし。
日本で売っているきゅうりと同じものはEast Asian Cucumberと呼ばれたまーーーーーに売っていますが、おそらくアメリカ全土にわたって入手困難ではないかと。代わりになるのがペルシアンキューカンバー(Persian Cucumber)という、小型のきゅうりです。ちょっぴり割高ですが、年中手に入ると思います。
わさびについて
練りわさびでもちろん問題ないのですが、粉わさびを自分で溶いて作ったほうが割安だし扱いやすい固さにできますよね。小さな器に粉わさびを入れ、冷たい水を少量加えて箸で軽く練ります。
たぶんみなさんご存知だと思いますが、練った粉わさびは器を逆さにしておくと辛味と香りがよくなります。わさびの香辛成分には揮発性があるため、あけっぴろげにしてると香りや辛味が飛んでしまうからです。
作り方
1) まずはきゅうりを薄切りにします。
ストトトトトン。この作業たのしい。
無駄口ですが、アメリカにいる私の友達では上手にお料理する人でもこういうことができないことが多い感じがします。パイとかパンとかすごい上手に作る友達が作ってくれたマッシュポテトは史上最高においしくなくて、じゃがいもをどうやったらこんなまずくできるのかしら・・・とむしろ作り方を訊いてしまったレベルでした(彼女のレシピ:皮をむいた大量のじゃがいもを大鍋に入れて大量の水を入れて火にかけ、なかなかお湯が沸かないのでそこにハンドミキサーを突っ込んで粉砕しそのまま煮詰めたそうな。その発想はないわと思ったけど決断力は逆にあやかりたい)。
2)ボウルに塩水を作ります。濃さは汁物として飲むならちょっとしょっぱすぎるかな、くらい。
3) 薄切りにしたきゅうりを塩水に入れ、10分ほど置いておきます。
きゅうりに直接塩を振って揉むよりこの方がおいしいように思いますが、この辺はお好みで、慣れた手順でやってください。
4) その間に乾燥わかめを水に入れて戻します。
さあ増えるよ。
増えるよ。
このお得感どうしよう。わかめって楽しい食材ですよね。
5) わかめときゅうりをそれぞれ水から引き上げ、水気を絞ります。
きゅうりはキッチンペーパーを使うときちんと水気が取れていい感じです。
6) あとは簡単。ボウルにわかめ、きゅうり、わさび、マヨネーズを入れて・・・・・
軽く和えます。ごちゃごちゃと混ぜてしまうときゅうりが崩れたりするから気をつけてー。わさびの使用量はお好みで加減してください。ドテラはツーンと来るくらい辛いのが好きだったりします。
7) 味見をしてしょっぱくなりすぎない程度にしょうゆをたらします。
ほんのちょっぴりでもここでしょうゆを使うと全体の味が締まるように思います。
さっと混ぜたらすぐにいただきましょう!
時間が経つと水が出るしわさびの香りも飛んでしまうので、作り立てをお出ししてください。事前に用意しておきたいときには5)の作業までやっておいて、あとは混ぜるだけに準備しておくといいでしょう。
たいした料理というような料理でもありませんが、わりと好評です。小鉢に一人分ずつ盛って突き出しにするのに最適。ビールや白ワインに合わせられます。
マヨネーズに卵を使うので厳格なベジタリアンには不適ですが、ソフトなベジタリアンには喜ばれます。ヨード不足にもいいし。
これから暑くなることだし、さっぱりした一品で冷たいビールを楽しみたいときにでもお試しください。
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乾燥わかめ、あるある。
きゅうり、あるある。
今晩の酒のつまみにさっそく作るわ~~~!ありがとう~!