投げ出しかけたグースのロースト

ずいぶん長いことご無沙汰してしまいました、前回の更新からやや10か月ぶりです。去年今年と仕事が忙しくお料理にもブログにも使える時間の余裕がない生活でしたが、これもう書かなきゃ!みたいな食材を扱いました。

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グース(ガチョウ)を丸ごとローストしたよ!今回はすごいよ。

なんかねー、お料理のレシピではあるんだけど今日はグロ注意。もう写真にモザイクとかそんな小細工したくない。今日はみなさんに私の気持ちになって一緒についてきてほしい。

なんの話かっていうと、ドテラに頼んで買ってきてもらったグースがminimally processedというタイプの商品だったんです。余計な手を加えていない的な?食肉って生肉でもけっこう工夫されてることが多くて、食塩水などを肉に注入して水分量を増やしたり(過去記事:Self-Basting Turkeyについて)してることも多いのでそうしたことをしていないってことだろうなーと思ってたんですよ。

冷蔵庫でゆっくり解凍して、食べる前日にブライン(肉などの食材を調整した塩水などにつけて水分を浸透させ保湿効果を高める手法。過去記事:ターキーを焼こう!解凍・ブライン編)しようと包みを開けてみて「キャッ!!」って言いました。いやほんとびっくりして声出た。

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いやちょっと待って。手をくわえていないったってこれはないでしょう。

なんか頭どっちに向けても目が合っちゃう。なにこれ八方にらみ?八方にらみのガチョウ?
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「けっこう首長いんでもう龍でいいんじゃない私?もう羽とかむしられちゃってることだし龍で。」

この驚きとドキドキ、みなさんに伝えたい。通常、丸鶏は頭や足先を切り落とし、中抜きして首と可食の内臓は一包みになってる状態で売っています。なのでこうした料理にある程度慣れている私でもこうなっちゃうと怖い。マジ怖・・・・てあれ?えやだちょっと待って?マジで?マジで?いや待ってこれマジやばい!まじやばいってコレまじで!

と、語彙が貧弱になっちゃうくらい焦りました、内臓すら入ったまんまの個体だって気が付いた時には。もうね、”poultry how to remove guts”とかで検索し始めるまで10分くらいかかりました。メンタル的にこの課題に挑戦する気力が起きるのに。

一番役に立ったのはこちらの動画です。首から頭にかけて毛をむしってないので顔かわいい。

もう内臓ひっぱり出す覚悟が決まったら頭とか足くらいなんでもない。
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はいよ。

そして首元の皮に切れ目を入れ、関節が逆に曲がるほうに折って骨のつなぎ目をみつけ、そこを狙ってナイフで切り離します。
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はいよ。軽快と言っていいと思う、ここまでの私の仕事ぶり。

ここでクエスチョン!鶏の内臓を取り除くには上から攻める?それとも下から?二択でゴー!

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答えは下から!かといって肛門を広げるみたいなことでなく、お尻まわりの脂肪のかたまりごと切り落として大きく開口部を作るんだよ!変なテンションにもなろうというものでしょう?次はマジもんのグロ写真いっくよー!!

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消化器系の内臓出た。一応小さい写真にしておくから。配慮として。
参考にした動画で扱ってたのは小さいダックだから内臓をかきだすのに指二本とか言ってるけど私の相手は10パウンド(4.5キロ)のガチョウだからね。ゴム手袋してヒジのあたりまでつっこんでかき出しました。進撃の人とかあれだけ人体ふっとんだ画いっぱいなのに内臓とか書かないのはやっぱり規範とか規制があるのかなあ。こんなんで参考になるものならお見せしたいけど。

この作業をするにあたってさぞや血まみれの怖い画になるだろうとびくびくしていたのですが、ほとんど血はみませんでした。minimally processedと言っても羽むしっただけやんこれ・・・と引いてましたが、血抜き処理とかはきちんとされていたようです。

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心臓を捧げよ(文字通りの意味で)。

コツはイカの内臓出すのと同じだと思う。内臓は周辺の筋肉と膜でつながっているので、内臓を破らないようにその膜をはがして一塊に引っ張り出せれば成功。

さて、これで調理する準備はできました。お料理のレシピ自体は過去記事:グースのローストをご参照ください。気を付けるべきは、グースはターキーなどと比べて焼き時間が短いこと、赤身の肉なので焼きすぎを避けミディアムになるように焼き時間と温度を管理することかと思います。今回はとてもうまいこと焼けました。

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焼けた全身の写真撮る前にモモや羽を外してしまい一番大事な迫力のある写真が撮れなかった。私ってやつはいつもこうだ。

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おいしそうでしょう?おいしかった!!

ただ、10パウンドのグースと思っていたところ内臓その他の非可食部を除いて計量したところ6パウンドでしかなく、お客の腹を膨らませるために急遽ジャガイモ料理をもう一品増やしたとかいう事情が発生しました。むしろ米を炊けばよかった、肉のうまみが力強く脂も適度ですごくご飯がすすんだはず。

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すっかりきれいに骨だけになるまで食べちゃいました。好評でした。
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お料理の手順自体は過去記事:グースのローストをご覧ください。

久しぶりの更新がレシピとも言えない内容でなんともはや。仕事との折り合いをみつけてぼちぼちやっていきますのでまた見に来てください。

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投げ出しかけたグースのロースト」への6件のフィードバック

  1. ゆうさん
    おはようございます
    お久しぶりです
    お元気そうですね
    グースの丸ごとロースト
    美味しそうです
    肉厚で皮がバリッと肉はジューシー
    美味しそうです
    丁寧な作り方ありがとうございます。

  2. ようやく復活ですか?笑

  3. こんにちは。去年のサンクスギビングにこちらにたどり着いて以来、バイブルとして毎日のようにお邪魔していたので、再開に狂喜して夫を呼びつけてしまいました。復帰第一弾がさすがすぎです。在米組として、今後も期待しております!

  4. はじめまして。ターキーを焼く時に拝見しておりました。
    ありがとうございます。助かってます!
    今回のはすごい!!!!!
    頑張りましたね〜
    これからも楽しみにしたます!

  5. はじめまして。感謝祭の時にターキーで検索してその後遡りずっと読ませていただいてます。文章、お料理どれも秀逸、大好きなブログです。更新が止まっていて残念だったのですが再開していただけて嬉しいです。いつもブログは読み逃げしかしないのですが、ひっそりと応援していることだけでも伝えたくて。

    しかしこの写真すごいですね!写真なのに鳥と目があった気がしました。声が出てしまいましたが、、でも可愛い目をしてるんですね〜、こんな姿でも。笑。ちなみにグースってあの湖にいたりするどこにでもいるグースなんでしょうか。いつも散歩するたびあの鳥は食べられるんだろうかと考えている私です。チャイナタウンのダックが大好きなので。

    また遊びに来ますね。

  6. こんにちはー少し前にアップされていたバナナケーキがとてもおいしくできました!

    繊細さを極力省いた(誉め言葉)作り方で愛は込めて(笑)ここまでおいしくできるとはー。2日おいて食べたのが一番おいしかったです。死亡寸前のバナナが熟成した良い香りを出してくれるんですね!

    レシピにすべて忠実ではなく、黒砂糖をブレンドしたお砂糖を使ったのですが、バターの一部をココナッツオイルに変えてもおいしいかしら?などと創作意欲がわきました。
    夏に向かいつつあるので南国調を楽しんでいます。

    おいしいレシピありがとうございました!
    他のレシピも読んでてわくわくしましたので、順次試していくつもりです。

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