鴨鍋焼きうどん

暖冬だったNYも年明けからはNYらしい厳しい寒さになっています。
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そんな時の最高のごちそうはヒート。そしてあつあつの王様と言えば鍋焼きでしょう。今日は鴨だぞ。

私は食肉では一番好きなのがラム、次が鴨です。ほかいどーから出て20年近いのにラム愛ゆるぎない。
鴨は日本ではそれほど身近な食材でもありませんが、NYではほとんどは合鴨だけどぼちぼち売ってます。普段は胸肉をローストして食べるのですが、この日の夜はドテラの要望につき鴨鍋にしました。

誰だよドテラに鴨って鴨鍋とか鍋焼きうどんとかしてもおいしいとか知恵をつけたの。
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こういうのって、最初に鴨を焼き付けて油を出して、それから肉を煮て煮汁に鴨のダシを出させると鍋全体はおいしくなるけど肉は硬くなる・・・家庭で作る鴨鍋って専門店みたいにおいしく作るの難しいんだよな。店屋なら骨とかも使ってダシとってるだろうし。
なので私は鴨鍋には昆布といりこで取ったダシも使います。で、鴨胸肉って脂肪だけは充分あるので、切り落とした余分の脂肪をすき焼きの牛脂的な用法として最初に鍋で焼き付けて風味を出そうとしたりします。

さて鍋は鍋でそれなりにうまかったので、次の日の昼飯にはその残りで鍋焼きうどんにしますよ<残り物レシピだったのかい(ノ゚ω゚)ノ*

一人用鍋焼きの鍋があるのよ、うち。
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しかも土鍋じゃなくて鉄鍋だから、最初に脂肪を焼いて油と香ばしさを出すとかもできてしまう。

日本だったら、ここで太くて白いネギのぶつ切りにしたのを焼き付けてください。焼き目をつけたらいったん取り出して、あとでうどんの上にのせましょう。
でも鴨がネギを背負ってやってくるっていう表現、ぱっと頭に浮かぶ図も語感もかわいいですよね。鰻が山椒を背負ってくるとか言われてしょうもないじゃないですか。子羊がベルのタレ瓶くわえてやってきちゃったら最強だけどな。メェ~~って。かわいい!

充分あぶらが出たら脂肪を取り出し、ダシを張り、ゆでたうどんを入れます。ダシは少し甘みが強い方が鴨に合うような気がします。
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その上に好みの具材をのせましょう。かまぼこの薄切りとか理想的だけど、うちはゆうべの鍋の残りのきのことか豆腐とかのせちゃうよ。

ネギや卵を加え、蓋をして、蓋の穴から湯気が出てくるまで火にかけます。
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さあできたよ!
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いただきまーす!

あつあつあつ。いやー、この鍋焼きっていう演出だけでかなり満足しちゃいますね。で正直、野性味の強い油は感じるけどだし汁の鴨の風味はそれほどではないです。しかし鴨肉自体はかみしめるほどに味が濃い・・・!やっぱ鶏とは力強さ違うなあ。うち普段ブロイラーしか食べてないし。

鴨肉って普段の食材ではないかもしれないけど、使い慣れれば和に洋においしくお料理がひろがるので興味持ってもらえればと思って書いてみました。

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