別にどうってことのないレシピなんですが、いい感じにテリテリ&アマアマな写真が撮れたんでお見せしたい。
鶏の手羽を甘く煮て、最後にしょうゆをひとまわし。黒粒こしょうの香りがキリリ。
材料
鶏手羽 8本
酒 60ccくらい
砂糖 おおさじ2.5
しょうゆ おおさじ2
ショウガ、鷹のつめ、黒こしょう 各少々
塩 少々
材料の使用量は適当です。
作り方
1) 手羽まるごと煮てしまってもいいのですが、手羽元と手羽先に分けるといくらか食べやすくなりますね。
各関節を曲がるのと反対方向にボキンと折って、皮にナイフで切り目を入れると外れた関節が白く見えると思います。そこを切り離します。
ボキン!ボキン!なにこの手ごたえ。。。。すごい悪漢になったような高揚感。ヒャッハー。
きれいに切り離しました。
なんかこう、手仕事の結果がこうしてきれいに目に見えるとやった甲斐を感じられますね。日常の中のささやかな達成感。
2) 鶏肉がすべて重ならずに並べられる大きさの鍋を使います。
鍋に入れましょう。
3) ショウガの薄切り数枚、鷹のつめ1本、黒こしょうを10粒くらい使いましょうか。好みで増減してください。粒こしょうは重い鍋の底などで、軽く押しつぶしてください。香りがよく出ます。
黒粒こしょうを使うと、なんか全体が引き締まるというか、キリッとした出来上がりになって気に入っています。日本にいるなら山椒の粒とか使うともっといいんだろうけどなー。
4) 鍋の鶏の上にしょうが、鷹のつめ、黒こしょうをぱらぱらと散らし、砂糖をふりかけます。その上に酒を回しいれ、そのあとで全体がヒタヒタになるくらいの量の水を加えます。
この調味料の分量だとけっこう甘口です。これも好みで増減してください。アメリカで暮らしていると料理の味付けも甘口になってくる・・・いや実家の肉じゃがとかもけっこう甘かったか。
甘いといえば、以前にも何度か書きましたが、アメリカってパンケーキにベーコンやハムを添えてシロップをタップリかけて食べたりします。これが食べなれるとおいしいのですが、さらにアメリカーンな料理にchicken and wafflesというのがあります。な・・・何を言っているのか わからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった・・・まさかワッフルの上にフライドチキンが乗っかってきてそれにパンケーキシロップをかけて食えと言われるとは・・・・
まじで。
それがねえ。。。。すごくおいしいの。ほんと。上手なお店だとチキンの皮がパリッとしてて、ナイフを入れると肉汁があふれてくるほどジューシーで、アツアツの肉はふかふか柔らかくて骨からほろり。モッチリしっとりした焼きたてワッフルがその肉汁を受けて、スパイス香るチキンの塩気とコクがあまーいシロップを媒体に一体となってもうなにこれ・・・・???という世界。チキンとワッフルという一見どうにもこうにも相性があわなそうな二人が、シロップという共通の趣味があって幸せに暮らしてます、みたいな感じです。アメリカでも南部を中心としたソウルフードのメニューですが、これは日本で売り出そうとしても売れないだろうなー。ほんとおいしいのに。というかこれをおいしいと思えるようになったらアメリカの食文化に慣れたということかも知れません。
chicken and waffles wikipediaより
5) では落し蓋をして鍋を火にかけましょう。
肉はひっくり返したりしたくないので、やっぱりここは落し蓋をしたほうがいいです。持ってなければ、アルミホイルを敷いたりなどしてください。
最初は強火、沸騰したら弱めの中火に落として蓋をして、煮汁がほとんどなくなるまで煮ます。
6) さて、いいかんじに煮詰まったでしょうか。
おお、いい感じ。シロップ状にとろみが出てきていますね。
ここでしょうゆを回し入れ、ヘラで大きくかき混ぜて煮汁をまんべんなく肉になじませます。
皮を破かないように、ヘラはやさしく大きな動きで使ってください。
火を止め、15分くらい置いたら食べごろです。冷めてもおいしいぞ。
たまに手羽って食べたくなりますよね、この皮のおいしいこと。骨がジャマで食べるのを嫌がる人も多いですが、私は好きです。もしコッテリしすぎるのが苦手なら、最初に鶏肉を湯通ししておいたり、最後にしょうゆと一緒に酢を少し回しいれたりするとサッパリします。鶏手羽は油で揚げることが多いですが、煮てもおいしいですよね、という話でした。
キッチンその3
そう、ギリギリすぎる感じで引越ししたんですよ。
ほんともうこんなギリギリの引越しとかないわ。鍋と靴と一緒の箱に突っ込んだもんね。
テトリスならもう完全に積んでる状態。
これのどこをどうしたらいいのやら。
部屋もやっと前日に床が入ったばかりという状態で、引越し荷物だけ突っ込んだもんだからどこになにがあるんだか誰もわからない。誰もっていうか、私がわかってないという話です。
で、巾木を自分たちで入れることにしたんですが、
巾木って、この、床と壁の間のこれです。
運のいいことにすぐ近くに製材所があるので、巾木の材を買ってきてペンキ塗ってネイルガンで打ち付けてコークで埋めるという作業をしました。
けっこう楽しい。
オレンジの壁に白のアクセント、かわいいわぁ。
いいのよ誰がなんと言ったって。私がハッピーならそれでいいだろ。
順調に進んでいるかのようですが、困難はこの後つぎつぎやってきます。続きますよ。
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今日偶然ターキーの調理の仕方を検索していたらこちらのブログを見つけて、丁度鶏肉が冷蔵庫にあったので作ってみました。めちゃめちゃ美味しい!夫もビックリしてたし私もこれ私が作ったん!?と感動しました。ありがとう。色々他のレシピも真似して作ってゆきます!良い出会いに感謝☆
レシピお試しありがとうございます。
おいしくできたようでうれしいです。